キングコプラ
    と
 
スーパースワン


  バックロードホーンは、今から30年以上も前に作ったD−7からCW系、スワン系と系列が増えて行ったが、数年前にFM雑誌でスパイラルホーンとスワンをミックスした音道を持つキングコプラの製作欄を目にした。

    外観が非常にユニークで長い首と二つ目の顔が印象的である。スーパースワンより作り易そうだし、部屋に置いたらかなり存在感がありそうだ。

  この欄を見てから暫くは静観していたが、徐々に「あの、長岡鉄男氏の設計とあらば放ってはおけないなぁ・・・」となり、2004年の9月についに重い腰を上げることになった。
   音は最初からスワンほど期待しなかったが、作るからには少しでも良い音が出るよう箱鳴りを抑える為ホーンの開口部と上板、底板を二重にし、外観の仕上げにも拘った。SPユニットは、FostexのFF85Kで、どんな音が鳴るか暫く様子を見ることにした。、

キングコプラとスーパースワン
タイプの違うバックローデッドホーン(中央はD-58)
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左:キングコプラ 右:スーパースワン
   スーパースワンは、キングコプラを製作する前に3組作り、其々technicsの10F20、FostexのFF125KとFE108EΣをマウントした。こちらも箱鳴りを抑えるため、側板と底板を二重に貼り、内部の音道部も補強を施した。
 3組とも良い音を聞かせてくれるがtechnicsの10F20が私は気にいっている。既にその内の2組は引越しをしたが、手元に残したのは、10F20とFE108EΣの予備ヘッドで、現在限定版の発売待ちである。

 参考に、キングコプラ、スーパースワンとD-58の聞き比べでは、一番纏まっているのがスーパースワンのようで、D−58は、低音が少し薄い目、キングコプラは、FF85Kでは全く大人しく、限定版を使わないと倉庫行きである。

   限定版のFE88ES-RをマウントしたK氏のそれは、私の物とは全く別世界の音を再生していた。8cmのユニットから出る低音とは思えない迫力であった。
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