バックロードホーンは、今から30年以上も前に作ったD−7からCW系、スワン系と系列が増えて行ったが、数年前にFM雑誌でスパイラルホーンとスワンをミックスした音道を持つキングコプラの製作欄を目にした。
外観が非常にユニークで長い首と二つ目の顔が印象的である。スーパースワンより作り易そうだし、部屋に置いたらかなり存在感がありそうだ。
この欄を見てから暫くは静観していたが、徐々に「あの、長岡鉄男氏の設計とあらば放ってはおけないなぁ・・・」となり、2004年の9月についに重い腰を上げることになった。
音は最初からスワンほど期待しなかったが、作るからには少しでも良い音が出るよう箱鳴りを抑える為ホーンの開口部と上板、底板を二重にし、外観の仕上げにも拘った。SPユニットは、FostexのFF85Kで、どんな音が鳴るか暫く様子を見ることにした。、
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