Yoshii9もどきスピーカー4本のSPマトリックスで聴くキースジャレットのケルンコンサートは最高の演奏と極上の臨場感・・・・

  Yoshii9もどきスピーカーの音に感心して、もう1セット製作した。DVDなどを見る時に、Yoshii9もどきスピーカー4本によるSPマトリックス配線でどんな音場になるか興味が湧いてきたためだ。
    今のスピーカー構成は、フロントがYoshii9もどきスピーカー、リアがFF125-Kを使ったTQWT、サブウーハーはビクター製SX-PW55。この構成は、フロントの定位がやや曖昧になるが音の広がりが良いYoshii9もどきに対して、リアにストレートで音の定位が良いTQWTを使っているため不自然な音場を作る。
    そこでリヤにも音の回りが良いYoshii9もどきSPを据えると自然な音場が作れるのではないかと考えた。完成した第2作目は、形状は一緒だがユニットをFE-83Eに変更し、外観の色も変えた。
 早速、リアのTQWTからYoshii9もどきスピーカーに替え、日ごろよく聴く「センス」のCDをかける。思ったとおりリアの音の定位が自然になり、マッタリしたより柔らかく包まれた音場になった。
    高音部がやや丸くなった為か、音の重心が下がり、サブウーハーのボリュームを少し絞る事にした。

  
キースジャレット ケルンコンサートのCD
    DVDプレヤーは、たった4,980円で買ったAVOXのADS-300V、アンプはDENONのPMA2000U。アンプも低価格の製品である。にもかかわらず再生された音は10倍も20倍もする別のシステムに引けをとらない。
    クラシックの「展覧会の絵」をかける。素晴らしい音場と迫力、ホールの真ん中で聴いているようだ。特に感心したのはキースジャレットのケルンコンサートである。ホール最前列中央に座って聴いている感じである。もちろん別のシステムでもこのCDは音が新鮮で臨場感のある音場を再生する。・・が、この廉価版のシステムで、同等かそれ以上の極上の演奏を聴く事が出来るのである。
    しかし全てのソースがこのシステムに向いているというわけではない。定位が曖昧になるゆえにやや不自然な演奏になることもある。ボーカルや小編成のJazz等は、歌手や演奏者の位置がはっきり定位しているほうが自然で音の歯切れも良い。ソースによってはフロントSPのユニットのすぐ横に反射板を付けると歯切れと定位が良くなるだろう。工夫するのも楽しいものだ。
    これまでいろんなスピーカーを製作してきたが、30cmや38cmの大口径のユニットを使って作ってきた初めの頃から時と共に徐々に小さな口径のユニットに興味が移ってきた感がある。さて、8cmの小口径フルレンジユニットの次は、果たしてあるのだろうか。
4本のYoshii9もどきSP。 サブウーハーはテレビの裏にセット
TOPに戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送