学能堂山  (標高1021.6m)
 
  登山日 平成17年9月10日(土) 


   学能堂山は8年前(平成9年3月)に登ったきりで、以来ご無沙汰の山である。
前回は、暗くて長い杉の植林帯を登った記憶があるが、その季節が杉の花粉の飛ぶ時季と重なり、杉山全体に真黄色の空気が漂っていたことを強烈に覚えている。
   自宅を7時50分頃に出発、国道368号を奈良県御杖村から三重県境に入ったすぐの杉平集落から右に登り、左の水谷林道に入る。


水谷林道に車を置く

登り口(沢横の山道)

林道終点

植林帯の暗い登山道


             
   林道は直ぐに地道に変わるが、道は以前より荒れた感じだ。車を途中に置き、沢の横の山道らしいところから登ることにしたが、その道は山守が使う道だったようで、しばらくして道が無くなり、仕方なく道無き道を強引に登るはめになった。まっすぐ上へ登れば何処かで林道にぶつかるだろうと思ったからだ。10分程度で予想どおり林道の終点近くに出た。林道終点からは赤いテープや案内板があり、もう迷うことなく山頂に行ける。林道終点からの登山道も暗くて急な杉山の中を登るが、今日は体調が良くないのか、いつもより息が上がるし、立ち眩みも起こる。しかも大量の汗で全身がボトボト状態だ。






尾根の道標

植林の尾根道

展望の良い山頂

      
   休憩を何度も取り取り、ようやく稜線に出た。道標があり、山頂まで800mと記してある。正直ほっとする。雑木林に入るが、しばらく歩くと今度は桧の植林帯に変わる。右側に金網が張られた登りが続くが、先ほどの杉山より緩く歩きやすい。やがて桧の植林帯から解放され、なだらかな、一面ススキに覆われた山頂に着いた。素晴らしい展望も後回しにして、座り込む。疲れたぁ…。


             
              学能堂山山頂                               曽爾村方面(中央は古光山)


    山頂からは相変わらず展望が良い。西から北方向に古光山、倶留尊山、大洞山、尼ヶ岳が、南方向には三峰山脈が見渡せる。ススキが覆う山頂に赤とんぼが舞い、秋の草花もちらほら見受けられる。
        


足元にプレートが

今日の弁当

秋の気配が・・

帰りは林道を下る


   昼食(いつもの弁当)を済ませ、山頂からの景色を充分堪能し、丁度正午に山頂をあとにした。下山途中に鹿2頭を見ただけで、誰一人出会わない静かな登山だった。



行  程

      杉平林道(9:49) ⇒ 林道終点(10:07) ⇒ 稜線(10:55)⇒ 山頂(11:23〜12:00) ⇒

             ⇒ 林道終点(12:58) ⇒ 登り口(13:18)

                                       

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