白 山 (標高2702m)
平成18年9月3日(日)〜4日(月) 晴れ
白峰の白山まるごと体験村で前泊し、市の瀬から登山口の別当出合まで北陸バスを利用。別当出合は標高1260m、観光新道を左手に見送り、吊橋を渡り砂防新道を登る。このコースは比較的なだらかな上、整備された登山道で登り易い。途中に甚之助避難小屋があり、ここから黒ボコ岩へ。稜線に観光新道を登る登山者が小さく見える。
市の瀬から別当出合までバス 登山口の別当出合 黒ボコ岩への登り
黒ボコ岩の先は広い草原台地が広がる弥陀ヶ原。前方に白山最高峰の御前峰が聳え、木道の周囲はお花畑が広がり雪渓が見える。室堂平には立派な室堂ビジターセンターが建ち、幾つかの宿泊棟が並んでいる。日曜日とあって多くの登山者で賑わっている。
弥陀ヶ原 室堂ビジターセンター
室堂ビジターセンターで昼食をとり、白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)にお参りして、御前峰へ向かう。登山道には初秋にもかかわらず沢山の高山植物が咲いている。ガレの道に変わると山頂は間近かになる。室堂から30分余で白山最高峰の御前峰に着く。御前峰の頂上に立つと、旧火口を隔てて右側に剣が峰がそそり立ち、その左側には大汝峰が眺められる。火山の噴火が造った荒々しさが迫ってくる。残念ながら遠くに見える筈の北アルプス、南アルプスや麓の加賀平野は雲に覆われて見ることは出来なかった。
しばらく山頂で休憩を取った後、頂上三山の間に点在する池を巡り、そのまま白山第二の高峰、大汝峰(標高2684m)に登る。御前峰には大勢の登山者がいたが、意外にも大汝峰までくる人は少ないようだ。時々山頂部をガスが覆い、厳しくも美しい神秘的な風景を演出してくれる。
大汝峰にて 殿ヶ池避難小屋
この日は室堂に宿泊。夕刻迫る室堂平は、いつしか白いガスに覆われはじめ、やがて消灯の時間と共に深い眠りにつく。
翌朝、下山開始は午前6時前、周囲は薄っすらガスに覆われていたが、頭上には青空が見える。黒ボコ岩から観光新道を下る。馬のたてがみ付近には広大なお花畑が広がり、周囲の展望もすこぶる良い。下るルート上に赤い屋根の殿ヶ池避難小屋が見える。朝食を殿ヶ池避難小屋の前で食べていたら、小屋の縁下からオコジョが愛らしい姿を見せてくれた。やがてここから別当出合まで急な下り道になった。
白山は印象に残る実に素晴らしい山だった。
行 程 |
別当出合(6:10)→中飯場(6:50)→甚之助避難小屋(8:20)→黒ボコ岩(9:38)→ |
弥陀ヶ原(9:58)→室堂(10:20〜11:30)→御前峰(12:10)→大汝峰(13:12)→室堂(15:00) |
室堂(5:47)→黒ボコ岩(6:05)→殿ヶ池避難小屋(7:05〜7:25)→別当出合(午前8:54着) |
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