
大峰山系
小天井ヶ岳 と 高山
(標高1170m)
(標高1169m)
平成21年4月29日(祝) 快晴
小天井ヶ岳と高山は、大峰山脈主稜の大天井ヶ岳から西方にある扇形山へ延びる支稜上の標高1000m級の山である。
今回は、5人の職場の同僚と五番関から大天井ヶ岳に登り、稜線を小天井岳、高山へと辿り、小南峠に下るルートを歩いた。

五番関トンネル脇が登山口 尾根まで12〜13分程度の登急 五番関に立つ女人結界門
五番関トンネルの脇から五番関へ急登10分あまり、稜線の大峰奥駈道に合流する。大峰山(山上ヶ岳)は今も女性の入山を拒む修験道の山で、五番関には大峰山の4ヶ所ある女人結界門の一つが立ち、この門から女人は山上ヶ岳へは入れない。昔はここに茶屋があったそうだが、今は結界門だけが立っているのみである。大天井ヶ岳へは山上ヶ岳方向と反対側の吉野山方向へ進路をとる。

登山道から望む山上ヶ岳(左側の山) 樹の根が張ったやせ尾根 前方が大天井ヶ岳頂上
吉野へは、従来道と大峯古道の二つのルートがあり、大天井ヶ岳山頂へ通じる大峯古道を登る(従来道は山腹を巻くように付いている)。ジグザグの登りがしばらく続き、登るにつれ山上ヶ岳が右手後方に見えてくる。一旦傾斜が緩くなるが再び岩交じりの自然林の尾根歩きとなる。五番関から約50分で大天井ヶ岳山頂に着く。大天井ヶ岳山頂には三角点が埋まり、北方向の展望が開けている。

大天井ヶ岳の三角点 北方の展望(右隅は四寸岩山)
休憩を取ったあと小天井ヶ岳方向へ向う。作業用のモノレールが同じ方向に延びている。しばらくブナなどの自然林の中の急な下りが続く。途中に伐採されて展望が開けた斜面に出た。正面に四寸岩山が見え、その向こうに金剛・葛城山や奈良平野方向が霞んで望める。(結局、此処がこのコース唯一の好展望地となった)

伐採地からの展望(正面の山は四寸岩山)
伐採地からすぐに檜の植林帯に入り、展望が利かないアップダウンの稜線歩きが続く。下り一辺倒から緩やかな登り返しで小天井ヶ岳山頂に着いた。台地状の広い山頂で展望は全くなく、薄暗い。方向が分かりにくい地形のため地図で確認して高山へのルートを下る。

小天井ヶ岳の山頂(標高1170m)は広い台地で、檜の植林帯で覆われている
ルートはしっかり付いているが、行けども行けども檜の植林帯で単調な尾根歩きが続く。前方に高山らしい山容の高みが見え出した。緩やかな登り返しから再び登りを詰めると三角点が埋まる高山山頂に着いた。この山頂も展望のない平凡な頂である。三角点名は赤滝と記してある。先ほどの小天井ヶ岳とわずか1mの高さの差である。

小天井ヶ岳とあまり変わらない雰囲気の高山山頂(標高1169m)三角点名は赤滝と記されている
小休止して小南峠へのルートをとる。ここ(山頂)は三叉路のようになっていて、先に出発した同僚が道を間違えたため、途中から道が分からなくなって慌てている。前方に延びる踏み跡を安易にルートと勘違いしたためで、元の山頂まで引き返してルートを確認する。小南峠へのルートは、山頂から右手に下るように延びている。
しっかりテープも巻かれていて、注意していれば見落とすことはないのだが、気が付かないときはそんなもんだ。
植林された檜の木々の合間から麓の赤滝の集落が見え出した。ゆるやかなピークを超え、なだらかな下りが続く。左手下に林道が見えてきた。間もなく右手に小南トンネルに下る道を確認する。結構急な斜面で、途中から道が急に不明瞭になり、最後は斜面を滑り落ちるように小南トンネルの入口脇に降り立った。
小南トンネルは乗用車が何とか1台通れる広さで、壁面は素掘りのまま、中は真っ暗である。車が来ると大変なので急いで通り抜ける。初めてこのトンネルを利用する人はびっくりすること間違いない。ほとんで地元の人のみ利用するトンネルだが、今時滅多にお目にかかれない珍しい隧道である。
行 程
五番関トンネル南出口→<12分>→五番関→<50分>→大天井ヶ岳→<45分>→小天井ヶ岳→<50分>→高山→<50分>→小南峠トンネル北口
| SEO | [PR] 花 ローン比較 再就職支援 バレンタイン | 無料レンタルサーバー SEO | |