長岡鉄男設計
F−113
(トールボーイ・ダブルバスレフ)
完成日 平成19年12月5日
ラワン合板を寸法どおり切り、側板に天板、内部ダクト、底板等を木工ボンドで貼り付けていく。 | |
側板に内部の部材を貼り終えたら、スピーカーの穴を先に開けておいたバッフル板を貼り付ける。 |
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もう片方の側板を貼り付ける。接着できたらエンクロージャーの塗装を行う。 合板は切り口が目立つので、スプレー缶のラッカーで吹付け塗装を施す。 色はアイボリーホワイト。(実は、この塗装作業が一番時間と手間がかかった。) |
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ネットワークを組み立てる。クロスオーバーは3,000ヘルツ、12dB/oct。 |
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裏板にアッテネータとスピーカーターミナルを取り付ける。 | |
取り付けるスピーカーユニット。ウーハーは13cmのFW137、ツイーターはドーム型FT207D。 比較的低価格の製品で、使いやすい。 |
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エンクロージャーの塗装が完全に乾いたら、スピーカーユニットの後ろの第1Boxにネットワークと少しの吸音材を入れ、最後にスピーカーを取り付ける。(第2Boxには吸音材は入れない) 完成したF−113 |
視 聴
このエンクロージャーは、トールボーイ型で、13cmのウーハーにドームツイータを使用した2ウェイダブルバスレフである。
エンクロージャーの体積に余裕があり、且つバブルバスレフなので、低音がたっぷりと出る。しかもFOSTEXのユニットらしくクリヤーな音を再生する。ジャズなどを聴くときは、
ややふくらんだ低音を少し締める必要があるが、クラシック等は堂々と鳴ってなかなか良い。
再生音は予想以上にまとまっていて、箱の設計とスピーカーユニット、ネットワークが合っているようだ。
容積の少ないダブルバスレフとの聞き比べでも、このF-113は実に余裕があり、市販のスピーカーに引けを取らない。
スピーカーユニットの外観がわりと地味なので、スピーカーグリルを製作して取り付けるとスマートに見えそうだ。
欲を言えば、ややドンシャリ気味に聞えるので、第2Boxに少し吸音材を入れるか、底の第2ダクトを吸音材でややダンプさせて低音を締めるとフラットになると思う。
下記のグラフはピンクノイズでの周波特性測定。高音の落ちはマイクの特性で実際は20kHzまでほぼフラットで再生していると思う。
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