大和青垣 大国見山 
                                             標高500m


登山日 平成17年11月3日(祝)
前置き
  山行きを2週間以上も空けるとどうも具合が悪い。ここ1ヶ月、土曜日毎に雨が降る悪いパターンが続き、週明けにカラッと晴れるのがなんとも腹立たしい。明後日の土曜日は山の会で鈴鹿綿向山へ登る予定だが、天気予報ではまた雨と言っている。参加申込みをしてしまったからには、朝から雨で気が進まなくても行かなければいけないのが辛い。
  昨夜、明日は祝日(文化の日)なので何処の山へ行こうかと迷ったが、2日後の山の会例会に影響の無い様に、龍門ヶ岳傍の烏ノ塒屋山に決めて寝床に着いた。朝、目が覚めて外を見るといつもより暗く、バルコニーの手摺が濡れている。「また雨かぁ」と思ったが雨上がりの様で曇り空。朝食後、妻にハイキングを誘ったら意外に行くと言う返事。行き先を急遽展望の良い大和青垣の山「大国見山」に変更し、久しぶりの夫婦ハイクとなった。
 
国道25号から桃尾の滝の看板を左に入る
桃 尾 の 滝
  大和青垣大国見山へは国道25号の上滝本バス停の少し手前にある桃尾の滝への道標を左に2・3分走った所の桃尾の滝から登る。 登山道はコンクリートの急坂が谷沿いに続くが、今日は濡れていて滑りやすい。登りきると地道になり、傾斜も緩くなる。 右手に大親寺があり境内の散策を兼ねて一息つく。明治までここに龍福寺と言う由緒ある寺があったそうだが、明治の廃仏稀釈で無くなったと案内板に記されてる。
 
  いつもは多くのハイカーがいるのに今日は天気のせいか、誰もいない。山頂付近の木々は未だ紅葉に早く、漆だけが赤くなっている。
  標高と登山時間に少し物足りなさを感じながらも、展望の良い静かな山頂で夫婦ゆっくり弁当を食べられたことに満足して下山についた。
  寺の境内をあとに小さい沢に架かる丸太の橋を渡り杉の植林帯を登ると尾根道に出る。岩屋町への分岐を左に見送り直進してロープが張られた急坂を登ると、幾つも巨石が現れ、規模は小さいが三輪山の岩くらのようだ。
  この上は頂上で小さな祠が建っている。標高500mの頂上からは奈良平野が一望され、、眼下に天理教本部やシャープの大きな建物が見える。
  
大親寺 (龍福寺跡)
山頂直ぐ下の巨石帯
大国見山山頂からの眺め(奈良平野方向)

天理街道から見る大国見山
 (中央のピーク)
大国見山 山頂
山頂の山名看板
行 程

 桃尾の滝(10:45)⇒大親寺(11:00)⇒岩屋町分岐(11:25)⇒山頂(11:41〜12:25)
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