川迫川から望む鉄山

  鉄山肩部からの展望
 (中央はバリゴヤの頭、その背後に稲村ヶ岳、右端は大普賢岳)

 

   大峰 鉄 山 (標高1563m)

                        登山日 平成17年7月
18日(月)




  職場の山好きを誘い、今日まで登る機会がなかった鉄山(大峰山系)へ登ることにした。
鉄山は大峰山系主峰弥山の前衛の山で、登山口の大川口から弥山ルートの途中に突き出た岩峰である。
  川迫川を挟んで真正面にバリゴヤの頭がほぼ同じ高さで突き上げている。大川口に車を置き登山道に入るが、いきなりの急登である。標高1000m地点でバリゴヤの頭が後方に見える。急登は更に続き、時には木の根っこや岩角をつかみながら重い身体を押し上げて行く。急な登りは鉄山の肩部付近まで続いたが、肩部は広い草場になっており、振り返るとバリゴヤの頭の後方に稲村ヶ岳が聳え、下には川迫ダムが見える。

 トップ頁へ
大パノラマを前に1本立てる。大川口で我々の5分程前に登り始めた男女3人グループが弁当を食べていた。

鉄山山頂はすぐ先の岩峰のようだ。まっすぐに伸びた登山道は、大日山への登り似た雰囲気だ。二つ目のピークが鉄山山頂だった。地図では登山口から1時間50分で登れると記してあるが、途中で休憩を取り過ぎたためか2時間半近くもかかってしまった。

山頂からは頂仙岳付近から観音峰、稲村ヶ岳、山上ヶ岳、竜ヶ岳、大普賢岳、行者還岳がパノラマで見渡せる。ここから弥山まで2時間30分。かなり手強いルートのようだ。鉄山は弥山前衛の地味な山に見えるが、大峰の魅力を十分味わえる山である。もう少し弥山の方へ足を伸ばしたかったが、山頂からの素晴らしい展望に十分満足して山頂をあとにした。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送