
鈴鹿山系
綿 向 山 (標高1,110m)
(わたむきやま)
平成23年5月5日 曇りのち晴れ
綿向山は滋賀県日野町にある標高1,110mのである。山域は鈴鹿国定公園に指定され、展望の良い山頂には山岳信仰の大嵩神社を祀る。登山道は、メインルートの表参道の他、北参道や水無山北尾根、竜王山縦走ルートの4ルートがある。今回は7人のグループで表参道を登ることにした。
登山口に位置する西明寺口バス停付近の御幸橋駐車場に車を置き、田植え準備が進む田園風景を横目にヒミズ谷へ歩く。大きな堰堤の右手を登り、北畑からの北畑林道と合流し少し進むと、天然記念物接触変質地帯の石碑と説明板が立っている。ほどなく林道終点になりヒミズ谷出合小屋が建つ参道表登山口に着く。
取り付き地は標高460m、山頂まで4,300mとある。小屋を右手に見送り、ヒミズ谷に架かる鉄製の橋を渡り植林帯の登山道をジグザグに登る。登山道の途中には1合目、2合目の目印が立っていて登山道は整備されている。
一旦林道に合流し、再び植林帯の登山道を登る。直ぐに3合目の案内板、続いて休憩小屋(あざみ小舎)が現れ、なおもジグザグの登山道が続く。
やがておしゃれな避難(休憩)小屋が建つ5合目に着く。展望が開け、休憩場所に最適な場所である。小屋には夢咲の鐘が吊らされ、教会の鐘ような響きを奏でる。
小屋の中は小奇麗で、気持ちがよい。小休止して登山道を進むとやがて明るい雑木林に変わり、7合目には役行者を祀る行者コバ、登山道周囲はブナ林が広がる。
8合目付近で文三ハゲ・水無山への分岐、続いて金明水への道標を右手に見て、山腹を縫うルートを進む。標高1,060m、山頂まで300mと記された9合目を過ぎるとやや背の高い笹が広がり、山頂手前のコンクリートの階段を登ると、標高1,110mの綿向山山頂に着く。
広々とした頂上には大嵩神社の祠と青年の塔が建っている。展望はすこぶる良く、前方に大きな山容の雨乞岳、その右手に岩峰の鎌ヶ岳が直ぐに目に飛び込む。山頂に設置された展望図で確認しながら南北に延びる鈴鹿山脈の山々を眺める。
素晴らしい展望を楽しみながら昼食にする。ゴールデンウィークだと言うのに、静かな山頂である。

山頂から望む鈴鹿山脈主稜
下山は元の道を8合目の文三ハゲ・水無山分岐まで戻り、道標に従い水無山北尾根ルートを下る。途中、右手が切り立った岩場を慎重に横ぎり、文三ハゲ、水無山への分岐点を通過、急斜面の細い山腹道を下る。
3合目の林道を横ぎり暗い植林帯を下ると、表参道登山口のヒミズ谷出合小屋に下りてきた。小屋横に設置された木製のベンチで休憩し、後は、ゆっくりと車を置いた御幸橋駐車場まで歩くだけである。
行 程
御幸橋駐車場→<20分>→ヒミズ谷出合小屋→<50分>→休憩小屋(あざみ小舎)→<10分>→5合目避難小屋→<30分>→文三ハゲ・水無山分岐→<17分>→綿向山山頂→<15分>→文三ハゲ・水無山分岐→<1時間25分>→ヒミズ谷出合小屋→<15分>→御幸橋駐車場
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