オーディオ ケーブル
 (銅線はの音が鳴り、銀線はの音が鳴る。プラチナは夢の音が・・?)



  高価なオーディオ機器を揃えればより良い音が鳴る、というのは至極当然とも思えるが、スピーカーやアンプの存在感に比べるとどうしても影の存在に思えるケーブル類。だが実はこの単純なケーブルが音の良し悪しを左右することは、様々なケーブルを聴いて実感する。実際、ケーブルの材質やコネクタにより、音の響きや音色など随分と違うのである。 有名なJBLスピーカーの音も、スピーカーの内部配線を変えると本来のJBLの音と違う音になるし、JBLのネットワークの線を使うとJBLではないのにJBLの音が鳴るという話も聞く。

 オーディオケーブルに詳しい
Rさんによると、銅線は銅の音が、銀線は銀の音、プラチナ線はプラチナ(白金)の音が鳴ると言う。事実、私もRさんのオーディオ装置を聴かせて頂いて、材料や線質で大きく音が変わるのを実感した。CDプレヤーやアンプの電源コードやスピーカーケーブルもしかりである。


 以前、音楽喫茶「山」でRさんが持ち込んだプラチナ線で作った約
50cmほどの電源コードをCDプレヤーに繋いで聴いた。その音の変化に、一緒に聴いたオーディオ仲間もびっくりしたものだ。そのCDプレヤーの電源コードも8Nの銅線を使った質の良いコードだったからなお更である。「8N銅は銅の音、プラチナはプラチナの音が鳴る」を実証したのだ。


 R
さんは電源コードとピンコードはプラチナ線を使っている。さすがにスピーカーケーブルだけは銀箔のケーブルを使っているが…。
 「再生される音は次元が違う音」と本人は口にするが、実際私の装置の音とは次元が違うのは確かである。
 

 電源ケーブルをプラチナコードに変える、又は部屋のコンセントから引いたコードと
CDプレヤーの間にこのプラチナ線を割り込ませると音が俄然良くなると言うのは、どういうことか。電柱からや家の宅内配線は普通の銅線を使っていると思う。CDプレヤーの手前だけをプラチナ線に変えるだけで、一緒に聴いたオーディオ仲間が目を白黒するほど音が変わるというのがなんとも不思議である。この変化や理由を高度な測定器で解析してくれるのだろうか。


                
  Rさんから戴いた銀箔のピンコード                      Sさんから戴いた銀線のピンコード       


  最近、そのR氏から1対のピンケーブル(長さ50cm)を頂いた。このケーブルといっても線ではなく、薄い板(箔)状で材質は銀。このケーブルを持ち帰る前に、Rさんが使っている古いタイプのWBTピンコネクタに付けられた銀箔コードと頂いたコードに私が用意した安価なWBTもどきのピンコネクタを付けた銀箔コードの音の違いも聴かせてもらった。コネクタの違いもはっきりと音に現れる。古いタイプのWBTピンコネクタが新しいタイプより断然良いとのこと。以前から、銀線のコードとプラチナ線の違いを聴かせてもらっていたが、銀線はプラチナ線に遥かに及ばない。しかし、銀線から広い銀箔にすると、まさしくプラチナ線の音に近づくのである。プラチナは僅か1gで約7,000円程度する超高価な存在で、とても手も足も出ない。銀箔で作ってもらったピンコードはどうか。これもなんと材料だけで十数万円はすると言う。材料の銀箔は、厚さ15ミクロン、幅5cm、長さ2m(RLの1対で4本必要だから)必要だからこの金額になってしまう。

       
Rさんが製作した銀箔を使った電源コード                 銀箔のスピーカーケーブル      
 

  早速私のオーディオ装置のCDプレヤーとデジタルアンプのアッテネータの間に接続して聴いてみた。これまでも銀線のピンコードを使っていたが、同じ銀でも線より箔の方がより品の高い綺麗な音が再生された。線と箔の違いは表面積の多さ、但し、箔で作ると材料代は更に高価になる。ケーブルで音が変わる、これはピンコードや電源コードだけではない。私のCDプレヤーの内部配線を一部銀線に変えてもらった。アンプはデジタルアンプで内部配線はすべて銀線に、そしてピンコードは銀箔に交換した。スピーカーケーブルだけは、今も8Nの銅線を使っている。銀箔か銀線にしたくてもこればかりは手が出ない。ではケーブル類を銅からすべて銀やプラチナにすれば、音はどう変わるのか。「JBLのスピーカーでJazzを聴いているが、銀線に変えるとJBL独特の太い音が大人しくなり、JBLらしさが薄くなる」との声もあるので、好みの問題もあるのでなんとも言えない。事実、私もスピーカーをB&W、JBL−LE8T、ammの三種類をソースによって切り変えて楽しんでいるが、ケーブルを順じ銅線から銀線に変えていく度に、この個性的なスピーカーの音が、不思議と3機種とも似かよった音質になって来たように思える。どれも大人しくなり音は滑らかになった。音を聞きたい装置から、音楽を聴きたいと思う装置に変わってきたのである。スピーカー、アンプ、CDプレヤー、ケーブルの順に注目されがちなオーディオ機器だが、まずケーブル類から注目してオーディオシステムを構築して行くべきではないかとこの頃思う次第である。


   
        
全ての内部配線を銀線で処理されたデジタルアンプ(内部は極めてシンプル、コンデンサーはシーメンス)
 CDプレヤーからアッテネータ間は銀箔コード、アッテネータとアンプ間は銀線コードで接続
 


 最後に、Rさんの話を一つ加えると、プリアンプを使うとプリの音が鳴る。プリアンプは使わず、アッテネータとパワーアンプだけで鳴らしたほうが良いとのこと。更に、アンプやスピーカーなどブランド(メーカー)名にこだわっている間は、決して自分の(求める)音には成らないとも。

   オーディオケーブルやデジタルアンプ等について詳しく聞きたい人は、R(リュウセ)
   さん(携帯電話09052525208)まで。彼は誰にでも親切に教えてくれます。



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