ミニゴンの視聴会 

平成18年11月16日(木) 音楽喫茶「山」にて


 
聴き慣れたCDを持ち込み、再生しているところ。


 
ミニゴンの周波数特性測定中


 視聴結果

  音楽喫茶「山」のスピーカーは全てバックローデッドホーンで、サブウーハーも併用しているため、聴き慣れた耳にはミニゴンはややおとなしく感じるが、癖がなく聴きやすい。
  しかし音量を上げていくと高音がやや出過ぎの感じで、ソースによってはザラつく。ウーハーにフルレンジのFF225Kを使っているため、高音域がツィーターのHT-100の音とダブっているようだ。ピンクノイズ等で周波数測定を行った結果、10,000Hz付近にピークがあり、ツィーターのレベルがそのままピークを作っている。急遽、ツィーターのローカットフィルター用のコンデンサー(1.5μF)を0.68μFに取替え、改めて聴き直すと、高音の出過ぎや荒れは解消され、市販のスピーカーのようなフラットな音になった。
  低音部は耳で聴く限りでは低い音まで出ていて不足感はないが、測定してみると400Hz付近から下がり始め、100Hzから下は中音域に比べ10dB以上低下している。バスレフポートが後に付いているため、もう少し壁に近付ければ低音が改善されると思われる。
  総合的に、フルレンジ + ツィーターの構成のために、まとまり良い音になっていて、D-58やスーパースワンのような個性派スピーカーとは一線を画し、クラシックからジャズ、演歌などどんなジャンルの音楽も綺麗に再生する万能型のスピーカーと言える。
  JBLパラゴンの小型タイプで家具調ゆえに部屋に置くとなかり存在感があり、且つ音の質が良いスピーカーで、視聴されたオーディオ仲間からも好評だった。
6畳位の部屋ではやや大きい感じもするが、16cmユニットを使って箱を縮小して製作しても良いかもしれない。



 

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