JBL ミニゴン製作記

製  作  日  平成18年10月22日〜11月12日

材       料   ラワン合板(厚18mm 2枚) 2.7mm厚ベニヤ板 塩ビ管

ユニット等  FOSTEX FF225K  FOSTEX  HT-100  


                 JBL  Minigon



ミニゴンの材料。左からバッフル、裏板、天板と底板、その上には木口テープと補強板、右端には側板とバスレフ用塩ビ管取り付け板、ベニヤの薄板。
まず底板にバッフル板と裏板の貼り付ける位置を描く。裏板の丸い切抜きはバスレフポート。


描き終わった底板と天板に吸音材を貼り、前面から見える部分をペイントを施す。





底板にバッフル、側板、裏板を乗せ、バッフルと側板、裏板を木工ボンドで貼り付けていく。
バッフル、側板、裏板を接着しているところ。このあとバッフルに円形反射板のガイドとなる補強板を貼り付ける。
円形反射板の貼り付けは、補強板に沿って薄いベニヤ板をまず1枚貼り付け、同時に、底板を貼り付ける。
底板を接着させると円形反射板の貼り付け作業にかかる。現物合わせで2枚づつ計6枚貼り付けて側板部にはハタガネを使ってボンドが乾くまで圧着させる。バッフルと円形反射板の固定は仮止め釘を使用。
この作業はこのエンクロージャー製作の核心部と言ってよい。
円形反射板の補強板の様子を裏から見た写真。円形反射板の板厚は14mm。
円形反射板を貼り付けで隙間が出来た箇所は木工パテで修正し、充分乾燥させる。
裏板にバスレフダクトを取り付ける。このエンクロージャーには直径約8cm、長さ14cmの塩ビ管を使用。
JBLのオリジナル製品はバスレフではなく、密閉型である。密閉型だと低音が不足すると思われるのでバスレフに変更。
エンクロージャーの内部。天板を貼り付ければ一応完成する。
外装は、下地にグレーの水性ペイントを刷毛塗りし、乾燥させてからバッフル部をマスキングして、ミルキーホワイトの水性ペイント(スプレー缶)を吹き付ける。途中、目の細かいペーパーでサンダーがけを行い、何層にも吹き付ける。
仕上げのペイントの様子。
アール部には付き板を貼り、油性ニスを塗る。エンクロージャーを約1週間乾燥させてからユニットの取り付けを行う。
トゥイーターのHT-100はカー用品店で売っていた金具で取り付け、1.5μFのコンデンサーでローカットする。
ウーハーはフルレンジのFF225Kをそのまま使い、ネットワークは使わない。
最後にスピーカーユニットの前に木製ルーバーを取り付ける。立体感が出て、家具調のスピーカーが完成した。
視聴の結果、トゥイーターの音がややきつく、時として荒れ気味だったため、コンデンサーを0.68μFに変更する。市販のスピーカーシステムの音に似た素直な音に変わった。予想以上にまとまった音である。

  

視聴会の様子


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